moguritetsuのブログ

乗り鉄とダイビングが好きなそんな筆者の備忘録的ブログです。

潜り鉄記録:夜の日本海を楽しみに富山へ(ただし往路は新幹線使用禁止)②

まだまだブログには不慣れですが、まずは書きながら勉強しようと思っています。

ということで、①では新宿から大糸線経由で富山を目指し、富山地方鉄道も満喫しながら滑川へやってきました。②ではダイビングがメインになります。

それでは本題へどうぞ!

 

滑川はどんなところ?

①で滑川はそもそもどんな所なのかと気になっていた読者が多かったかと思います。①では滑川について殆ど解説していなかったのでここでざっくり説明していこうと思います。

滑川は富山駅からあいの風とやま鉄道で20分程度東に走ったところにある町で、かつては宿場町でもありました。今はどちらかというとベッドタウンに近いかもしれません。

富山の水産物と言えばホタルイカが有名ですが、中でも特に盛んな場所のひとつに滑川も入ります。夜の海岸でホタルイカの身投げ(産卵しに浅瀬にあがったホタルイカが光ながら波打ち際に押し寄せます)が見られるのも滑川です。

そんな滑川は知る人ぞ知るダイビングスポットでもあります。

 

ダイビングポイントとしての魅力は?

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伊豆や沖縄などのように色鮮やかなサンゴがあるわけではないので、第1印象は地味に感じられるかもしれません。しかし、一度潜ると想像以上に興味深い体験が待っています。一言でいえば生物と地理の授業を同時に受けているような感じでしょうか。

富山湾は天然の生け簀と呼ばれているだけのことはあり、生き物がとにかく豊富です。特に暖かい時期に潜ると色々な種類の魚の赤ちゃんを見れるのですが、着底したばかりのカレイの仲間の赤ちゃんを初めて見たときは衝撃でした。それにしても泥底から数㎜もあるかないかの赤ちゃんをテンポよく見つけてしまうガイドも凄いのですが...。

サンゴがないにしても不気味な色のイソギンチャクがそこかしこにいますし、水底に突き刺さっている羽根のようなウミエラも見られるので生えもの好きにも楽しいです。

次は地理の授業です。富山湾はすぐに深くなります。そのため、あっという間に急傾斜になっています。近くに石があったら転がしてみてください、場所によっては石がなかなか止まりません。

他にもいろいろ魅力はあるのですが、語りだすときりがないので次へ移りましょう。

ちなみに冬になると夜の海が一番楽しいです。

 

1本目のエントリー:いないはずの奴がいる

当時は12月、富山ではそろそろ雪が降り始める時期でした。この日は18時に1本目のエントリーをしました。

さて、突然ですがミノカサゴという魚はご存知でしょうか。綺麗で有毒な魚として有名ですが、実は日本海側ではあまり見かけない魚で、流れ着いたとしても少なくとも富山湾では越冬できるものはあまりいないそうです。(と滑川の方から聞きました。)

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なんて言っているすぐそばから熟睡しているミノカサゴに遭遇しました。写真に写っているのは1尾ですが、実際は3~5尾ぐらいはいたと思います。ガイド曰く、12月の富山湾ミノカサゴがまとまって見られるのは滅多にないそうです。

ミノカサゴ以外だと他にウシノシタ(カレイの仲間で夜行性)、ダンゴウオ、ヒメタツタツノオトシゴの親戚)などがいました。

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2本目のエントリー:寿司屋でお馴染みの.....

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2本目は20時頃のエントリーでした。それにしても寿司屋でお馴染みのクルマエビが自然界でどんな生活をしているか、大学の授業である程度習った以外は特に意識することもなかったのですが....。

いざ泥の中からひょっこり出てきた時は軽く感動したものです。基本的に日中は外出しないようですので、お会いになられる場合は夜間が無難です。

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とは言ってもずっと近くにいたりカメラを近づけすぎるとこの通りまた潜ります。潜る姿もなかなか可愛いので次回は動画を撮ってみたいものです。

他にはケンサキイカの子供やミズヒキダコなどがいましたね。

 

最後に:陸に戻ったら見事に雪(笑)

当時は水温16℃前後でしたが、陸にあがって雪が降っているのを見たときは絶望しました(笑)。結局富山市内まではガイドさんの車に同乗させてもらい、翌日は大人しく北陸新幹線で帰りました。

やっぱり新幹線は速くて快適です(笑)。

このような調子で乗り鉄とダイビングで備忘録的にやっていこうと思っていますので宜しくお願いします。

次回は多分徳島か山口か小田原あたりだと思います。