moguritetsuのブログ

乗り鉄とダイビングが好きなそんな筆者の備忘録的ブログです。

潜り鉄記録:夜の日本海を楽しみに富山へ(ただし往路は新幹線使用禁止)①

 はじめまして、鉄道(とその他乗り物)が好きなダイバーのmoguritetsu(潜り鉄)です。普段は関東圏にいるので神奈川県や伊豆のダイビングポイントに行くことが多いですが、時折日本海や四国、九州方面にも遠征します。(そろそろ海外も潜りたい....)

それはそうと、早速本題に入りましょう。今回の目的地は富山県の滑川です。

 

新宿から糸魚川までは新幹線を使わなくても乗り継ぎ1回?

www.instagram.com 写真は特急かいじ号ですが、あずさ号も同じ車両です。

 

海と縁もゆかりもない特急あずさに潜水機材を連れてきているのがなかなか奇妙ではありますが、1本だけ北陸への裏道に便利(?)な便があります。それは......

 

あずさ5号

8:00新宿発→11:59南小谷着(2022年時点のダイヤ)

 

特急あずさは普段は松本止まりですが、8時発のものだけ松本からさらにスキーで有名な白馬を経由して新潟との県境に近い南小谷まで走ります。4時間近くに及ぶロングラン列車ではありますが、車内ではwifiはもちろんのこと、(途中の松本まで)車内販売もあるので暇することはなさそうです。無論、車窓も素晴らしいです。

終点の南小谷に到着すると10分程度の接続で大糸線糸魚川普通列車に接続して姫川の絶景を眺めながら糸魚川までは50分少々の旅です。

 

糸魚川からは旧北陸本線の旅

左手に泊行普通列車、右手にSL

糸魚川から先は旧北陸本線の旅です。富山県の泊までは雄大日本海を眺めながら、富山県に入ると立山連峰を眺めながら車窓はますます楽しくなります。

糸魚川はえちごトキめき鉄道の1両編成の普通列車がスタンバイしており、泊までは如何にもローカル線の旅という雰囲気でのんびり50分前後の旅です。撮影した日はSLのお披露目があり、糸魚川駅は賑わっていました。

糸魚川から泊までは多くの部分で海岸線を縫うように走ります。天気が悪ければダイナミックな荒波が見れるので天候問わず楽しい区間です。糸魚川方面から乗るときは進行方向右側の座席がおすすめですが、糸魚川駅からだと休日を中心に座れないことも多いです...。

泊では関西圏でお馴染みの521系普通列車が待機していました。ここから先は富山、高岡、金沢などといった都会をカバーするので車内の様子は都会の列車に乗っているかのような感覚を覚えました。

滑川までは30分前後ですが、宿が富山市内だったのでまずは富山までだいたい1時間ぐらい乗車します。進行方向左側に乗ると立山連峰がよく見えるのでおすすめです。

 

北陸の東横線で滑川へ?

富山地方鉄道で活躍する東急車

富山駅から滑川駅へはあいの風とやま鉄道が最短最安(20分、300円)ですが、時間に余裕があれば楽しいのが富山地方鉄道はいかがでしょうか。

富山地方鉄道では京阪や西武、東急などから様々な中古車両が集まっており、筆者は走る博物館と勝手に呼んでいます。

富山地方鉄道で滑川まではあいの風とやま鉄道より30分さらにかかる上に運賃も200円追加することになりますが、レアな車両に乗れるので楽しい路線です。今回は東急東横線大井町線で活躍していた車両にお世話になりました。

今にも「次は自由が丘です」というアナウンスが流れそうな車両から立山連峰を眺めているのがとても新鮮な気分です。今回は滑川で下車しますが、乗車し続けると魚津や宇奈月温泉まで行けます。

それではいよいよ夜の日本海を満喫します!

続きは②で!