moguritetsuのブログ

乗り鉄とダイビングが好きなそんな筆者の備忘録的ブログです。

潜り鉄記録:まさかの宗谷本線登場!最北の海だって潜れる!②

どうも、潜り鉄です。

今回は前回からの続きということで、実際に宗谷の海に入った時のお話をしたいと思います。

ということで、今日もよろしくお願いします!

 

1.トドウォッチング

息継ぎするトド

宗谷では例年3月下旬になると樺太へ戻る途中のトドが見られます。そんなトドを見るべく例年この時期になると道内のダイビングショップがトドウォッチングツアーを開催します。

しかし、この時期の海況はなかなか一筋縄ではいかないのです....。

トドはどんな動物?

前回は詳細まで紹介できませんでしたので、もう少し詳しく解説します。

トドはアシカの仲間の哺乳類で、体長は最大3m前後、体重はなんと300㎏前後にもなります。

筆者自身は最近までアザラシの仲間かと勘違いしていたのですが、アザラシとアシカは同じようで明確に異なる生き物です。

最大の違いは後ろ脚(後のヒレ)で、トドを含むアシカの仲間の動物は足のように使って歩けます。(アザラシはそれができません)

トドは日本国内では冬季を中心に北海道沿岸(積丹など)で見られますが、国外ではロシア極東部、アラスカ州などで見られます。

トド観察のマナー

トドをせっかく観察するので写真もぜひ撮りたいですよね。

その際、トドならではの撮影する際に守っておきたいマナーがあります。

それはフラッシュ厳禁です!

水中写真ではストロボなどフラッシュを多用することがあるかと思いますが、目が高度に発達しているトドにとってはフラッシュが強いストレスになってしまいます。

そのため、水中が多少暗くてもフラッシュは我慢しましょう。

トドは好奇心旺盛な動物なので近い距離で撮影できますよ!

水中で見られるかは運次第

トドは宗谷では宗谷岬の沖合に浮かぶ弁天島に上陸しているところが見られます。

ただし、この時期はうねりやすいこともあり、水中で見られるかどうかは海況次第です。

筆者の場合はべた凪ではありましたが、前日に激しくうねったので1m先も全く見えない状態でした。

これでははぐれる危険性がある上にトドがいても見えないということで、この日は水中観察は断念し、ボート上からトドを観察しました。

遠くにいてもトドならではの巨体は目立ちますね....。

 

宗谷岬の浅瀬は大草原が広がっていた!!!

トドウォッチングツアーで休憩時間中に暇つぶしに沿岸でスノーケルもできました。

普段は入れない海ですが、今回はトドウォッチングツアーに参加しているということで特別に入れた感じです。

ちなみに宗谷の海は想像以上に遠浅で、腰上がつからない状態で歩いていける程度の浅さが長く続きます。

そしていざ水中に顔をつけるとさすが水温が1桁とあって痛いのか冷たいのか分からないほどでした。しかしその冷たさとは裏腹に水底は一面緑、そこには豊かな海藻の大草原が広がっていました。

それでは写真をどうぞ!

宗谷の海藻の森

アマモも豊富

道北では利尻の昆布が有名ですよね。

利尻に限らず宗谷の海でも昆布が育っており、岸から少し離れると一面昆布になっている箇所もありました。

昆布の絨毯

今回は生き物は多くは見つけられませんでしたが、岩肌に擬態しているカレイなどを見れました。

ガイド曰く、毛ガニが隠れていることもあるそうです。見てみたかったな.....。

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以上、宗谷の海の水中の様子でした。

次回こそはタンクを背負って宗谷の海の中でトドを観察したいです!

 

アフターダイブのお楽しみ:温泉も充実した稚内

宗谷の寒い海の後は温まりたいですよね!

そこでやはり欠かせないのが温泉です。実は稚内ではいい湯が出ます!

銭湯の場合

稚内市の銭湯ではしっかり温泉が湧きます。稚内の中心地に近いものでは海産物などの買い物が楽しめる稚内副港市場に入っている「ヤムワッカナイ温泉 港の湯」があります。詳細は下記のURLから確認できます。

www.north-hokkaido.com

中心部からは離れますが、他に稚内温泉童夢などもあります。

温泉宿も充実!

稚内は温泉宿も多いです。

代表的なものだと温泉付きホテルの代名詞となりつつあるドーミーイン稚内グランドホテルなどがあります。

他にも南稚内駅にほど近い奥田屋など、温泉付きの宿は他にもまだまだあります。

稚内で泊まる際にはぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

 

次回は....

今回で最北の海の潜り鉄は一旦終わりとします。

来年にリベンジができればいいかと思いつつ、次回は北陸が再び登場します。

今後とも潜り鉄をよろしくお願いします!