moguritetsuのブログ

乗り鉄とダイビングが好きなそんな筆者の備忘録的ブログです。

潜り鉄記録:まさかの宗谷本線登場!最北の海だって潜れる!①

どうも、潜り鉄です。いわゆる大型連休に入ったので温めていたものをどんどん放出していこうと思います。

今回はマリンアクティビティとはほぼ無縁と思っていた宗谷本線がまさかの登場です。

そう、実はある時期に限って潜れる期間限定のスポットになってました!

 

宗谷の海は3月下旬の1週間だけ潜れる!

宗谷岬

まさか最北の海で泳げるとは夢にも思いませんでしたが、この時期に限って潜れます。

どういうことなのかご説明しましょう。

トドが樺太へ戻る前の最後の経由地が宗谷!

北海道を代表する動物といえばヒグマやエゾシカなどがありますが、北海道の海の王者たるトドも忘れてはいけません。

トドはアシカの仲間の哺乳類で、大きさは大きいものでなんと3m前後にもなる大型哺乳類です。

トドは春になると越冬していた北海道沿岸(積丹など)から樺太方面へと北上していき、最後の経由地が宗谷となります。

宗谷岬に行くと沖に小さな無人島(弁天島が見えますが、3月の下旬になると一面トドで埋まっているなんて光景も見られます。

つまり何が言いたいのかというと、普段は潜らない最北の海で潜れるだけでなく、トドまで見れてしまうトドウォッチダイビングが満喫できるのです!

3月の最北の海は当然寒い

潜れるとは言ってもさすがに寒流の影響を強く受けており、言うまでもなく寒冷地なので水温は低いです。

ざっくり表せば四捨五入しても10にはならない1桁台なので、ウィンターグローブとドライスーツは必須アイテムです。

可能であればフードも厚めのものを推奨します。普段使いの3㎜のフードで強行したらそれは寒いというより痛いでした(苦笑)。

ダイビングサービスは?

稚内市には現地のダイビングサービスがありません。(そりゃ普段潜らない場所ですからね.....)

そのため、遠征ツアーを行っているダイビングサービスを利用して潜ることになります。

筆者はまだ1回しか行ったことがないですが、zemhouse さんは基本的に毎年3月19日~3月25日あたりの日程で開催しています。

興味がありましたらぜひ問い合わせてみてください。

 

最北の海へ潜り鉄!:夜行バスとJRの乗り比べ(笑)

今回は1泊3日の突貫スケジュールでしたので往路は羽田から最後から2番目か3番目くらいのフライトで札幌入りし、そこから夜行バス、復路はJR宗谷本線をのんびり南下し、羽田行きの最終便で帰りました。

控え目にいって復路は稚内発羽田行きのフライトを使いたかったのが本音です(笑)。

高速バス比較サイトに登場しない夜行バス

稚内行の夜行バス

北海道の長距離バスはなかなか不思議なもので、札幌~函館のように大手比較サイトで予約できるものは少数派で、そもそもそこでは見つからない路線が多いです。

(そもそも路線バスですら片道100㎞以上走っていることもざらにありますからね....)

北都交通宗谷バスが運行する札幌(大通バスセンター)~稚内も例にもれず大手比較サイトではまず見つかりません(笑)。

ちなみにこの路線、夜行便の運行もあり、座席はよほどのことがない限り3列シートです。

なお、事前予約はもちろん必要ですが、座席はというとまさかの全席自由席なので発車20分前の時点で既にベストポジションを確保すべく列ができていました。

筆者はなんだかんだで進行方向右側の1人席窓側を確保し、バスは23:00に出発、稚内には午前6時前に到着しました。

ホームページでは稚内駅前とフェリーターミナルのみ記載されていますが、実際は南稚内駅前などでも下車できます。(今回のダイビングツアーは南稚内駅に近い宿が待ち合わせ場所になっています。)

バスの詳細については下記サイトから見れます。↓

わっかない号(札幌⇔稚内) – バスナビ北海道

復路は宗谷本線を普通列車と快速でのんびり南下

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潜った翌日は早めに起きれたこともあって稚内駅を午前10時台に出る普通名寄行に乗車しました。普通列車なので名寄まで4時間は軽くかかりますが、次の特急まで3時間ほど間隔があくので追い抜かれることはありません。

それにしてもツアーでもあったのでしょうか、キング・オブ・秘境駅の1つである抜海駅まで満員状態でしたね....。ちなみに南稚内駅から抜海駅までの間の海越しに利尻富士が見える区間では減速運転してくれました。

それにしてもこの区間ではフカフカな簡易リクライニングシートのおかげでウトウトしながら過ごす4時間は一瞬で終わります(笑)。

名寄では新型のH100が充当された快速なよろ号に接続しますが、座席が若干硬いのかここの1時間半が妙に長く感じました....なんで?

特急ライラック

旭川駅では特急カムイに接続できますが、思い機材を抱えて階段を降りて登って5分というのはさすがにキツイです。ということでここはパスして30分後の特急ライラック札幌行を待ちます....と思いきやカムイが出たころには既に入線していましたね....。

それにしてもかつて青函特急として活躍していた車両が旭川にいることに未だに新鮮味を感じます....。

 

次回:②実際に海に入ると....?

1つでまとめるつもりでしたが、思っていた以上に膨らんでしまったので一旦休憩です(笑)。

次回は実際に海に入ってみた時のことをじっくりお話しつつ、アフターダイブ情報も少々入れる予定です。

引き続きmoguritetsuをよろしくお願いいたします!!