どうも、moguritetsuです!
どんどん潜り鉄記録をしていきます!
今回の舞台は四国に移りまして徳島県美波町の日和佐です。ここがアクセスが不便そうに見えて実は案外行きやすいところでした。
何故?それでは早速本題に入りましょう。
日和佐の紹介goo.gl
徳島県南部の美波町に日和佐はあります。日和佐はかつて日和佐町と名乗っていましたが、北に隣接していた由岐町と合併して美波町となりました。
そんな日和佐は四国八十八箇所霊場の1つである薬王寺や、ウミガメの産卵地である大浜海岸、ウミガメ専門の博物館であるカレッタなど、観光スポットに事欠きません。
また、日和佐ではダイビングを始めとするマリンアクティビティーも楽しめます。
それでは早速、日和佐へ「潜り鉄」しましょう!
東京からでも夜行バスとJR牟岐線のコンビで朝から潜れる!
四国は高知県や愛媛県などを中心にダイビングスポットが豊富にありますが、東京から行くとなると少々面倒なのが正直なところです。飛行機やJRなどでの前日入りが無難といえば無難ですが、そこはもう少しコスパをなんとかしたい....。
その意味で徳島県南部の日和佐のロケーションは実に絶妙なものでした。
早速見ていきましょう!
海部観光「マイ・リピート号」で終点まで乗車
今回のスタート地点は東京ですので、東京駅八重洲口又はバスタ新宿からスタートです。
東京から高速バスで四国へ行く場合、明石海峡大橋を経由する関係で徳島が最初の玄関口となります。つまり、徳島へ行く夜行バスは案外多いのですが、その中で今回利用したのが海部観光の夜行バス「マイ・リピート号」です。
マイ・リピート号は東京八重洲バスターミナル(利用当時は2022年7月だったので東京駅八重洲口発着でした)を21:20に出発、バスタ新宿は22:00の出発です。
このバスは徳島駅からさらに南下するバスで、阿南駅よりもさらに南下して終着兼車庫のある阿南津乃峰(海部観光 阿南営業所)には翌7:20に到着します。後ほど説明しますが、これがまさに重要なポイントです。
このバスは早い時間帯に到着できるだけでなく、車内はプライベートカーテン付きの3列シートや豪華なお手洗いなど、設備面も素晴らしく、シートはシェル型シートに近い形状だったこともあって寝心地も比較的に良かったのではないかと思いました。
詳細は下記URLから確認できますが、海部観光には実はマイ・リピート号の10分後に出発する2列シートのとんでもない豪華夜行バスもあります。恐ろしい.....(笑)。
阿波橘からJR牟岐線で日和佐へ
先述した阿南津乃峰(海部観光 阿南営業所)から実は5分ほど歩いたところにJR牟岐線の阿波橘駅があります。
阿波橘駅からは7:52発の普通列車牟岐行があるのでタイムリーな乗り継ぎができます。
この列車に乗ると日和佐駅には8:24着なので朝からしっかり潜れるというわけです。
なお、阿波橘駅は無人駅ですので駅で切符は買えませんし、ICカードはもちろん使えません。
筆者は事前に緑の券売機で切符を購入しましたが、乗車時に整理券をとって車内で精算することも可能です。
???
駅で精算するのではと思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、日和佐駅もまた無人駅なので車内精算となります。
ちなみに乗車されましたら進行方向左側のボックスシートがおすすめです。しばらくは緑だらけの車窓が続きますが、その中でいきなり景色が開けて海すれすれを走ったりしていたりするので瞬き厳禁です(笑)。
いざ日和佐で潜ろう!
先ほどまでは潜り鉄の「鉄」の部分でしたが、ここからは「潜り」に入ります。
それでは早速見ていきましょう!
ダイビングスタイル
日和佐では講習時を除いて全てボートダイビングとなります。
ボートポイントは水深が深かったり、場所によっては流れが強かったりと難易度が高めなイメージもあるかもしれませんが、日和佐では個々のスキルや海況、見たい生き物などに応じてたくさんあるダイビングポイントの中から選んでいきます。
そのため、ビギナーに優しいポイントもあるのが嬉しいです。
なお、ボートダイビングでは一般的に人数がある程度揃わないと開催されないところが少なくないですが、日和佐ではマンツーマン状態でも出航します。
ちなみに出船時刻は8時、10時、13時(?)の1日3回で、不定期にナイトダイビングも開催されます。
イセエビ三昧!
当時は2022年7月、1本目は荒瀬の沚下でしたが、日和佐はここに限らずイセエビがとにかく多いです。
イセエビはどちらかというと暗い場所を好むので、岩陰や岩の裂け目、洞窟で密集しているところが見られます。
ということで日和佐でダイビングを楽しむときには水中ライトは必須です!
なお、裂け目を覗いてみればイセエビ以外にもマツカサウオやアカスジシラヒゲエビ、ウミウシなど見たい生き物はてんこ盛りです。
水中洞窟が多い
日和佐でのダイビングの特徴として、水中洞窟の多さも挙げられます。
今回は荒瀬の沚下と2本目に潜った「平家」でそれぞれ洞窟に入りましたが、いずれも幅が狭いので一度に1人までしか入れません。
洞窟自体は行き止まりになっているので洞窟から出るときは後ろ歩きならぬ後ろ泳ぎで出ます。
洞窟をある程度奥に進むとイセエビが壁一面びっしり密集していたりするので見ごたえ抜群です。また、「平家」の洞窟では通常では深場で見られるオキノスジエビの集落もあるそうな。
筆者はまだ慣れないポイントだったこともあり、イセエビの集落を観察してそのまま引き返しました。
なお、この洞窟ポイントを楽しむときのコツは水中ライトはもちろんですが、とにかく中世浮力です。洞窟内の底が泥になっているのでフィンがふれてしまうとあっという間に巻き上がってしまいます。
(フィンがふれていなくてもゴンズイの群れが巻き上げてしまうこともありますが.....)
さらに1点加えるとすれば、外付けストロボがあるともっと楽しいと思います。
日和佐の見どころは他にもまだまだ!
日和佐は他にもソフトコーラル、回遊魚など見所はまだまだあります。
特に春先になると深海にいるはずのタカアシガニも見られるんだとか!
ぜひ継続して訪れたいダイビングスポットです。
なお、日和佐には下記のダイビングショップがありますのでぜひチェックしてみてください。当ブログよりも遥かに詳しく説明されているかと思います(笑)。
おまけ:特急むろと号満喫(笑)
翌朝は日和佐を午前7時に出発する特急むろと号に乗車しました。そう、日和佐は無人駅ですが特急もちゃっかり停まります(笑)。
駅で特急券が買えないのにどうやって乗ったのかという話になりますが、ご安心ください。車内でも購入できます。(現金のみ)
自由席1両、指定席1両の2両編成での運転ですが、日和佐では自由席でも殆ど空席なので指定席を確保する必要は必ずしもなさそうです。
それにしても国鉄時代から活躍しているキハ185を使っているのが潜り鉄としては激アツです(笑)。
ちなみにこの特急、終点の徳島駅で岡山行の特急うずしお号に接続します。うずしお号は基本的に高松止まりが殆どなので、乗り継ぎ1回で岡山まで行けるのは大変ありがたいです。
次回は?
次回は......宗谷本線か北陸再登場かで迷っているところです。
コロナ前ではありますが海外で潜り鉄したこともあってそれもいつかご紹介しようかと思っています。
今後ともmoguritetsuをよろしくお願いいたします。