大変ご無沙汰しております、moguritetsuです。
気が付けば長いことブログから離れておりましたが、その間にも実は潜りまくっておりまして....。
今回紹介するのは当ブログでは初登場、西伊豆の獅子浜です!
....ところで獅子浜ってどこ????
獅子浜ってそもそもどんなとこ?
伊豆でダイビングといえば真っ先にイメージするのは西で大瀬崎、黄金崎、田子、東で富戸、IOPなどといったところではないでしょうか。
これらのスポットと比べると獅子浜の知名度はぶっちゃけ高いとは言えませんが、一度潜るとクセになってしまう場所でもあったりするんですよ。
西伊豆のほぼ付け根部分?みたいな場所
獅子浜は西伊豆のほぼ付け根みたいなところに位置しています。
大瀬崎や静浦よりも北側なので沼津駅方面からアクセスするときはこちらの方が便利です。
何せ沼津駅から路線バスで20分で着いてしまいますからね....。
中心市街地から近いというのは控えめに言ってポイントが高いです。
坂道ファンなら大歓喜!ビーチダイビングとは思えない急勾配!
以前富山湾(滑川)でダイビングしたときも急勾配を満喫(?)しましたが、獅子浜はさらに急傾斜でした。
どれくらい急かというと、着底したと思えば気が付けば深度が体ごとずり落ちている感じです。
写真のミノカサゴすら窮屈そうな表情ですからね....。
ちなみにこのままずり落ち続けるとあっという間に水深40mに到達します。
.....???
ビーチダイビングですよね.....。
獅子浜ならではの個性的な生物相
不思議なもので獅子浜の生物相は伊豆の他のポイントと比較すると随分個性的な印象です。
一気に深度が落ちるということもあって深場を好むキサンゴの仲間がまとまって見られます。
深いといえばサクラダイなんかもうようよいますし、アカオビをはじめ、ケラマハナダイなどの各種ハナダイも乱舞しています。
ハナダイといえば個人的に桜島のアカオビハナダイの大群をよくイメージしていますが、獅子浜はアカオビやらケラマハナダイやらサクラダイやらごちゃ混ぜになっていて、見ごたえ十分です。
それに数も暴力的に多いですからね...。
その他は...また後半で(笑)。
潜り鉄の鉄:獅子浜は東海道本線静岡地区の方が便利
当ブログで東海道本線は既に何度か登場していますが、今回はJR東海管内の静岡地区が登場です。
青春18キッパーからはロングシート車両が殆どであることから「苦行の静岡」なんて呼ばれることもあり、筆者も既に何度か尻が崩壊しました(笑)。
それはさておき、本題に入りましょう。
静岡駅なら朝7時台の東海道線普通列車で十分間に合う!
静岡駅を午前7時6分の普通列車で出発しても間に合うというのはポイントが高いです。
東京~横浜方面だと東伊豆であっても普通列車では遅くても午前6時半までには乗った方が良いケースが大半だからです。
(獅子浜に至っては東京駅発であれば午前5:45までには出ないといけません...)
新幹線であればもう少し遅くてもいいのですが、筆者はとある事情で新幹線を敬遠しておりまして.....それはまた後日お話するとして。
ちなみに筆者は諸事情で藤枝にいたのですが、藤枝7時2分発の普通列車に乗ったら冷や汗をかく羽目に....。
(さすがに路線バスと5分で接続は無謀でした。)
211系と313系のどっちに乗る?
東海道本線静岡地区のあるあるに国鉄末期からJR初期にかけて製造された211系(写真手前側)とJR東海の主力車313系(写真奥側)の併結運転があります。
座席はいずれもロングシート(ただし313系は一部例外あり)ですが、211系の方がフカフカでお尻には比較的優しいです。
ただし、211系のモーター音は控えめに言って爆音で、爆音モーターが大好きな筆者はこれでご飯3杯はいけそうです(笑)。
乗車中はなるべく静かに過ごしたいということであればオレンジ色の313系を推奨します。
それと、313系にはトイレもあります。
沼津からは8:30発の路線バスN24系統
沼津からは8:30の江梨方面木負農協前行の路線バス(N24系統)で静浦地区センターまで20分程度乗車します。(運賃は380円...案外安い?)
下車したらダイビングサービスまでは徒歩5分です。
ちなみにダイビングサービスの送迎はありませんのでご留意ください。
潜り鉄の「潜り」:いいぞ、獅子浜(笑)
ハナダイが乱舞しているとか言っておきながら別の生物に夢中で気が付けば全然撮影していませんでした。
写真に写っているのは雌3個体だけですが、本当はもっといるんです。色々なハナダイがごちゃ混ぜになっていて凄い見ごたえがあったんです。
さて、そんな筆者の関心を逸らせた生き物はというと....。
ニセゴイシウツボです。
本来なら伊豆半島にはいないはずなのに獅子浜ではなぜか毎年のように季節来遊漁として見られるんだとか。
伊豆の他のポイントでは基本的に見られないのになぜ獅子浜では見られるんでしょうかね....。
これも季節来遊漁でしょうね、しかも激レアです。
他にはゴシキエビ、トラウツボ、ミナミギンポ、ゼブラガニ、ヒレナガネジリンボウ、オトヒメエビ、ビシャモンエビ....などなどいました。
それにしても急傾斜になっているおかげで下からネジリンボウを撮影できるというのもさすがは獅子浜ならではの構図ですね。
撮影している筆者は気が付けばずり落ちていましたが....。
(素敵な急傾斜だ....ご友人)
下記に今回使ったダイビングサービスのリンクを載せますので参考になれば幸いです。
次回の潜り鉄は?
今回は西伊豆の超穴場?な獅子浜を紹介しましたが、筆者個人としてはクセになるような場所でした。
冬場にいけば深海魚もこの坂をのぼってくるでしょうから、楽しみです。
次回は.....またまた当ブログでは初登場となります鹿児島県は桜島です!
ちなみに鉄の要素は......フェリーでお許しください(笑)。