潜り鉄記録:IOP(伊豆海洋公園)で2ダイブ&ダイビング帰りの踊り子号で思ったこと
どうも、潜り鉄です。
今回は前回からの続編みたいな感じで、今度こそはIOP(伊豆海洋公園)で潜ります。
海況は落ち着いていませんでしたが、それでもここは面白いと感じさせてくれる海でした。
そんな余韻にひたりながら帰りは踊り子号に特急課金したのですが.....、ということで本編スタートです!
IOP(伊豆海洋公園)はどんなところ?
グーグル地図を見て気が付いたのですが、前回紹介した富戸(ヨコバマ)もIOPも住所上では両方とも富戸なのですね....。
それはさておき、伊豆海洋公園は最寄りの鉄道駅の名前にも冠されている城ヶ崎海岸の中にあります。
漁港敷地内からエントリーする富戸(ヨコバマ)では気が付きにくかったかもしれませんが、ここでは太古の昔の大噴火で流れ込んだ溶岩が作り上げた複雑でダイナミックなリアス式海岸の地形がよく確認できます。
水中の様子はというと、本当に1つのダイビングポイントなのかと疑うほどに変化が多いです。
しばらくは石がゴロゴロしているところだったかと思えばそこから壁に沿って一気に水深を落としたり、そこから砂地が広がっていると思えばエアが長く持つならさらに奥のソフトコーラルが生えているところまであったり......。これが本当にビーチエントリーだなんて俄には信じがたいです。
生物相もビーチダイビングでは通常お目にかかれないような生き物が続々と登場するんだとか。
潜り鉄はIOPでの経験が浅いので他のサイト情報になりますが、回遊魚はもちろんのこと、サメ、ウミガメ類などの大物も事欠かない....らしいです。
話は脱線しますが、IOPなどのダイビングスポット情報はPADI Japanやダイバーオンラインなどのサイトから仕入れています。
話は戻しまして、交通アクセスは富戸(ヨコバマ)と同じく伊豆急行線の城ヶ崎海岸駅でピックアップしてもらうのが主流です。
IOPで2ダイブ:透明度の悪さは気にしない!
それでは待ちに待ったIOP2ダイブですが、前日のうねりは完全におさまったわけではないので透明度は10m未満でした。しかしそれを気にさせない魅力がIOPにはありました。
砂地はまばたき厳禁!!大物が埋もれているかも....
一見すると何もいなさそうな砂地でもよく目を凝らせば大物が続々です。
写真のカスザメ(1mにも満たなかったのでまだ子供かと....)は砂ぼこりがあがっていたところで砂をどけたら発見されました。「頭かくして尻尾は隠さず」が砂地で大物を探すときのコツです。
とは言いつつも砂をどけすぎたり、どけなくても不用意に近付きすぎると、もの凄い勢いで逃げます。
そんな感じでサカタザメ(サメとは言いながら本当はエイ)やヒラタエイは遭遇しても撮影は失敗していました....。
そういえばここでは時折シビレエイも見られるそうですね。見てみたいなぁ....。
これは本当にビーチポイントで見る魚.....??
サクラダイは基本的に深場にいる魚なので、ビーチポイントでは基本的に見られないことが多い魚です。ボートポイントで深場に行ったときに乱舞しているイメージがあります。
それにしてもさすがIOP、ビーチポイントでありながら水深は余裕で20m台は落とせることもあるのか、見事に遭遇しました。ちなみに撮影深度は水深27mです。
この水深はもはやビーチポイントじゃないです(笑)。
ちなみに冬になるとキアンコウのような深海魚もあがってきます。なんという
ビーチポイントなんでしょう.....。
他には.....
他にもダイバーのアイドル(?)となっている生き物も続々です。
黄色い海綿があると思えば黄色いカエルアンコウと分かるや否やぶら下がり会見のような....とはいきませんがカメラが真っ先に向かいましたでしょうか。カエルアンコウは人気者ですね....。
他にはトラウツボ、イソギンチャクモエビ、クマノミ、クリアクリーナーシュリンプ、オトヒメエビなどがいました。
アフターダイブは踊り子号に特急課金してみたところ....
IOPでのダイビングが終わると帰りの乗り鉄スタートです。
城ヶ崎海岸16:22発、終点熱海までは乗らず....伊東で途中下車
最寄りの城ヶ崎海岸駅から16:22(日曜ダイヤ)の普通熱海行に乗車しますが、敢えて終点の熱海までは乗らずに途中の伊東でいったん下車します。
前回は見た目は特急の普通列車(キンメ電車)でしたが、今回はかつて東急線内で通勤電車で広く活躍していた車両にあたりました。普段は写真のような伊豆急カラーをまとって登場しますが、1編成だけ当時と変わらず無塗装なままのものもあります。
爆音モーターを満喫しながら(?)揺られること17分、伊東駅に到着です。
このまま乗車すれば熱海には17:12に到着し、17:30発の東海道本線高崎行に接続できますが、帰宅先が横浜、武蔵小杉、渋谷、池袋方面であれば伊東駅で途中下車しても問題ありません。
特急課金は発生しますが、伊東駅を17:05に出る特急に乗車すれば熱海を17:27に出発し、横浜、武蔵小杉、渋谷、新宿、池袋へは先着できます。
伊東駅17:05発特急踊り子18号池袋行乗車
16:39に伊東駅に到着する前にえきねっとで後続の特急列車の指定席を確保しました。
今回は海側の窓側席がとれましたが、海側が満席で山側が一面空席なんていうこともたまにあります。
かつて自由席があった時は熱海で混み合う前に伊東駅で座席を確保してたりしましたが、それは昔の話。
伊東駅では特急の発車までに20分近くの時間があくので歩いて5分のところにあるSAZANKAというパン屋でおやつ用のパンとコーヒーを調達しました。
調達が終わって駅に戻ると発車10分前でしたが目当ての特急は既に入線しており、発車まで時間があるのでゆとりをもって乗車です。
ちなみに熱海では停車時間が短いので潜水機材を持っていると少々慌ただしく感じるかもしれません。それにしても東北新幹線や成田エクスプレスなどにある大きめの荷物が入るラックがあると助かるのですが現行の踊り子ではなさそうですね.....。
今回は隣の席が最後まで空席だったので良かったのですが、次回からなるべく最後尾の座席を選ぼうと思いましたね。そうすれば座席の後ろのスペースにキャリーバッグを押し込めそうです。
それはそうと、伊東駅を出発して海を眺めながらおやつを平らげると次に起きたときには根府川付近で海を見下ろしていました。次の停車駅の横浜まではあと1時間もありません。
東伊豆2日間の潜り鉄を終えて
伊豆の潜り鉄に早川~熱海間の断崖絶壁(?)の海の眺めは欠かせません(笑)。朝の眩しい海を眺めながらダイビングへの意欲を高めていくのです。
潜り終わったらウトウトしながらおやつを片手にまた絶景を眺めて余韻に浸ります。
これだから東海道線はいいのです(笑)。もちろん伊豆の海も素晴らしいです。
さて、次回はどこで潜り鉄しましょうか....。
そんなこんなで潜り鉄記録は引き続き気まぐれにアップしていきます。
5月中に一度お役立ち情報みたいなもの(早朝の駅弁、荷物スペースなど)もアップしようと思っていますのでよろしくお願いします。