moguritetsuのブログ

乗り鉄とダイビングが好きなそんな筆者の備忘録的ブログです。

【潜り鉄記録】実は潜れる水俣の海!海中は凄かったぞ!!

しばらく海外の話が続きましたが、久しぶりに国内へ戻りましょう。

今回紹介するのは熊本県南部で鹿児島県との県境にも近い水俣の海です。

当時は冬で、鹿児島に宿泊していたのでローカル線でのんびりアクセスしてみたらさすがは鹿児島という車窓でしたね。

そして海中もまた凄い!

ということで今回は水俣のお話をさせてください。

 

潜り鉄の「鉄」は鹿児島本線肥薩おれんじ鉄道

肥薩おれんじ鉄道水俣駅

当時は鹿児島市内に拠点を置いていたので5:55鹿児島中央発の鹿児島本線川内行で出発、川内では肥薩おれんじ鉄道に乗り換えて旅は本格的にスタートです。

冬は車内から鶴が見える!?

肥薩おれんじ鉄道というとかなりの部分で海沿いを走るので車窓が素晴らしいと有名ですね、たぶん。

そんな肥薩おれんじ鉄道ですが冬になるとなんと!?

越冬しに飛来してきた鶴が車内から見えます!

途中で通る出水市が日本有数の鶴の飛来地として有名で、その関係で車内からも見られることがあるわけですね。

写真は....すみません。撮り忘れました.....。

ちなみに鹿児島中央から水俣までは在来線ルートの場合、2時間半を超えない程度の旅程です。

新幹線アクセスも可能!

水俣の1駅となりに新水俣駅があり、九州新幹線の停車駅にもなっています。

新幹線を使うと鹿児島中央からは30分程度、博多からは1時間程度です。

とにかく新幹線は速い!!

ただし潜水機材を持っていく場合は「特大荷物座席」を予約する必要があるのでそこはお忘れなきように。

 

潜り鉄の「潜り」はヒメタツフィーバー!

ここからは「潜り」の部分の話をしていきましょう。

今回は水俣市中心部から少々南下したところにある袋湾と温泉地として有名な湯の児島の2か所を攻略しました。

本気を出すのは夜らしいですが終電を気にしなければいけない筆者は敢えて日中に潜ることに.....。

透明度なんて問題じゃない!袋湾でヒメタツフィーバー&湧き水!?

冬というと透明度が良くなりやすいイメージですが、袋湾は必ずしもそうといかず。

内湾のかなり奥まったところにあり、淀んでいた印象が強かったものの春は海藻のおかげでウソみたいに透明度が良くなるとか。

それはさておき、潜り始めると水中ではすぐにライトが必要になったのですが、やや暗くなる分、深場にいるはずのキサンゴの仲間が浅場で固まって生えていて、それはそれで綺麗なのです。

生えものの間をくまなく探すと.....あ!いたいた!

ヒメタツ

ヒメタツです。タツノオトシゴの仲間で、水俣のアイドル?になっています。色のバリエーションも豊富で、夜間はヒメタツの求愛やら抱卵やらを求めて全国からヒメタツを愛してやまないダイバーが集結します。

無論、お世話になったショップさんのヒメタツ愛ときたら海より深く山より高いです。

袋湾の海底湧水のカーテン

加えて、袋湾で特筆すべきものとして海底湧水もあります。視界がカーテンにでも遮られているように思ったら淡水の湧き水が近くで湧いてます。そして写真に撮ってみると案外油絵みたいな仕上がりになってそれはそれは面白いのです。

海底湧水で寛ぐコウイカ

湧き水の湧くところを観察しているとまるで風呂にでも入るかのような感じで大ぶりのコウイカが寛いでいましたね。

次回はストロボをもっていこう......。

 

マダイが大きくて大きくて.....(笑)in 湯の児島

にぎやかなマダイとクロダイ

続いてポイントは北へ移って湯の児島です。

島とは言っても本土から殆ど離れておらず、橋で渡れるのであまり島とは実感しづらいかもしれません。

当時は海況が本調子ではなかったのですが、潜るとびっくり、ダイバーに妙に慣れているマダイがあちらこちらに....そしてみんな大きい(笑)。

そして皆さん凄くにぎやかなのでただでさえ海況が本調子じゃなくて視界が微妙な中、カメラ構えようにもまぁカオスなことになってろくなものは仕上がらず(笑)。

ただ、当時はストロボを持っていなかったのでもしかすると.......ということで次回行くときはストロボも持っていこうと思います。(ワイコンもあればなおいいかなぁ...)

ちなみに一緒に写っている黒っぽいのはクロダイという魚です。

他にもイソギンチャクに隠れるクマノミやオドリイソギンチャクエビや色んな種類のサンゴ(とは言っても沖縄で見られるものとは大きく違います)を見られたり、楽しい海でした。

それにしても夜はどうなってるんだろう....。

 

お世話になったダイビングショップ

今回お世話になったのは「シーホース」さんというダイビングショップです。

水俣の地にとことん根差したダイビングショップさんで、ヒメタツに限らず水俣にいる生き物のことなら殆ど網羅されています。

また、ダイビングの時間帯は柔軟に調整でき、特にヒメタツの稚魚のハッチングを狙うとなると深夜がメインになりますからね。

ホームページこそありませんが、下記電話番号かもしくはインスタグラムで連絡できますよ♪

それとそれと、アフターダイブも楽しいです。

地元の食堂で水俣ちゃんぽんを食べたり温泉入ったり......。

水俣ダイビングサービス S E A H O R S E 基本情報
電話番号:0966-83-5678
住所:熊本県水俣市牧ノ内11−11(水俣駅新水俣駅でのピックアップ可能)
SNShttps://www.instagram.com/minamatasea/

 

おわりに:次回水俣でやりたいことは?

今回は水俣のお話をさせていただきましたが、まだまだ真骨頂は味わっていないのが正直なところです。

次回行くときはナイトダイビング、春は海藻満喫ダイビング、ヒメタツの求愛行動観察にハッチング観察に....やりたいこと多すぎです(笑)。

次回はいつ行こうかな....ということで今回のつぶやきはここまでにして......

次回のmoguritetsuどうしましょうかね.....。