いつもご愛読ありがとうございます。moguritetsuです。
今回は「潜り」とは無縁の「鉄」多めな回になります。
それにしても東武線でブラジルに行くって筆者は一体どうしちゃったのでしょうか?
東武伊勢崎線・小泉線の旅
浅草~東武動物公園の間は東武スカイツリーラインと呼ばれていたりしますが、その区間も厳密には東武伊勢崎線で、東京スカイツリーができたあたりでそういう愛称がついたような....。
それにしてもこれ、「潜り鉄記録」記事ではまずお目にかかることが皆目なさそうな路線ですね....。
特急「りょうもう」号
東武特急というと日光へ行く「スペーシア」のイメージが先行しますが、群馬県の館林、太田、赤城方面へむかう「りょうもう」号もスペーシア号とは異なった方向で個性的で面白いです。
赤い帯が特徴的な200系で運行される「りょうもう」号ですが、そんな「りょうもう」号にもいつの間に新型の500系が仲間入りしていました。
浅草から館林まで1時間少々の旅でしたが、車内WIFIだけでなく、コンセントもついていたので充電できたのは大変ありがたかったです。
ちなみに浅草駅では発車20分前の時点で既に乗車できる状態でした。
(帰路は赤い「りょうもう」号でした。)
かつては貨物列車が行き交っていた小泉線でいざ「ブラジルタウン」へ
館林からは東武小泉線に乗り換えて終着の西小泉まで乗車します。
2両編成のローカル線で約20分のんびり乗車、ふかふかな昔ながらのロングシートが快適だったのであっという間でした。
途中の東小泉では太田方面の列車と接続し、次は終着の西小泉です。
終着の西小泉では2両編成のローカル線には随分オーバースペックの10両分は入りそうな長い島式2線のホームでしたが、かつて線路が敷かれていたであろうスペースが広くあり、かつて貨物列車も行き交っていた時の名残を感じられます。
そして何より....駅のいたるところにポルトガル語表記(他にもスペイン語や中国語の表記も)が見られるんです。
そしてさりげなくブラジル国旗みたいなカラーがあしらわれていたり....。
それでは改札を出ましょう。
ブラジルタウン大泉町!!
駅を出ると早速Canta Galo(日本語表記では宮城商店)というブラジル商店が早速お出ましです。
ブラジル商店とはいいつつ他にもペルーやボリビアなどの商品も扱っているようで...。
駅を出て右手には....って日本語表記がない(笑)。早速ポルトガル語一色に染まってると思えばブラジル系の送金業者でした。
それどころか巷のいたるところからポルトガル語が聞こえてきます。
レストランがあると思えばそこもポルトガル語かスペイン語メインだったり。
喫茶店に入ってみれば店内ではポルトガル語(時々スペイン語)が飛び交っていたりと、ポルトガル語やスペイン語を勉強している方にはいい練習場かもしれませんね。
そんな大泉町ですが、戦後に多くの工場がたったことで工業が活発になり、とりわけバブル期を中心に働き手不足を補う形でブラジルをはじめとする南米諸国から多くの移民(日系人も多いです)が移り住んで今に至る感じです。
詳しい事情は下記リンクが分かりやすいので、ぜひ参照してみてください。
ガチなブラジル飯とガチなブラジルスーパー
さて、ここからはグルメの話になります。
せっかくブラジルタウンに来たからにはブラジルグルメも味わいたい...ということで今回入ったのは.....。
キオスケ・シブラジルです。
キオスケというからにはキオスクということになるのでしょうが、実際はブラジル系のスーパーといっても差し支えないでしょう。
ブラジルからの輸入食品(お菓子、フェイジョアダの素みたいなものなど)はもちろんのこと、精肉やパンも売ってますからね。(そして量のわりに安い!)
そんなキオスケ・シブラジルの中に食堂、司法事務所、旅行会社、食堂もあります。
ということで今回はここで昼ごはんです。
今回食べたのはブラジル飯では恐らく定番中の定番であろうフェイジョアダ定食です。
1500円とやや高い印象でしたが、ライスはおかわりし放題、そして....何より見た目のわりに量が多い!!!
そういえば味も量も忖度無しのブラジルクオリティということを忘れておりました(笑)。
これ....本当に1人で食べる量なのか.....という量でした。気になる方はぜひ食べにいらしてください。
この日は食後についでに後日のおかずに使う肉と南米で愛されているインカコーラを買って帰りました。
ちなみに向かい側にはTAKARAという一回り大きなブラジルスーパーがあります。
次回はそこでも買い物してみたいですね。
次回は「潜り」へ!!
今回は「潜り鉄」の「鉄」分多めの回でしたがいかがでしたでしょうか?
それにしても群馬県にいながら南米にいるかのような錯覚を覚えてなかなか面白い場所でした。
それに特急りょうもう号はダイビングだとなかなか出番がないので乗れて個人的に満足です。
今回は滞在が短かったので引き続き通って探索したいところです。
さて、次回は「潜り&鉄」、舞台は久しぶりの富山です!